てぃーだブログ › これから未来の話をしよう。伊波洋一
伊波洋一

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2012年02月04日

なぜ、市長選挙に出馬したか。

宜野湾市長選挙出馬表明記者会見

 私は、来る2月12日投票の宜野湾市長選挙への立候補を決意いたしました。
 私が、今回の宜野湾市長選挙に立候補を決意した主な理由は、次の三つです。

 一つは、私の後継者として一昨年の市長選挙に臨んで当選した安里猛市長が病気のために辞任することになり、次期市長選挙の候補者選考委員会から立候補要請を受けた私自身が、安里猛市長に代わって進行中の諸事業を完成させ、安里猛市長には療養に専念して健康を快復してもらいたいからです。

 現在、米須清栄副市長の下で安里猛市長が掲げた(水痘、おたふくかぜ、子宮頸がんワクチンなどの)任意予防接種費用助成事業などの新規事業や、私が安里猛市長とともに取り組んだ多くの事業が継続されています。

 私は、安里猛市長が掲げた予防接種事業や真志喜中学校全面改築事業、大山小学校からの分離校はごろも小学校建設事業、宇地泊第二土地区画整理事業、佐真下第二土地区画整理事業、大山田いも地区に架かる大山7号道路事業などの数多くの継続事業を宜野湾市発展のために責任を持って完成させます。
 さらに、事業着手に向けて計画中の普天間宮周辺街づくり事業や宜野湾11号道路建設事業、大山田いも栽培地区振興事業、宜野湾仮設港開発事業などの諸計画を実現させます。
 西海岸都市機能用地へ誘致した建設中のサンエーショッピングセンターの今夏完成と連動する宇地泊第二区画整理事業の進展を図ります。

 二つ目は、普天間飛行場問題を解決するためです。私は、7年半の宜野湾市長在任中、一貫して県内移設に反対してきました。私は、今後もぶれることなく、2010年4月25日の県民大会の決議に沿って県内移設に反対していきます。
 危険なオスプレイの普天間基地への配備を許さず、普天間の海兵航空部隊を国外・県外へ移すことを求め、世界一危険な普天間基地を閉鎖・返還させます。同時に、沖縄の自立と発展をめざす普天間基地の跡地利用計画と基地従業員の雇用問題を取り組みます。普天間飛行場の跡地利用計画策定は、私が就任した2003年以来、具体的に開始し、現在、最終的なまとめの段階になっており、地権者や市民の意見が反映できるよう取り組みます。

 三つ目は、私は、昨年全国各地に出かけて交流することで沖縄県そして宜野湾市の可能性を実感した一年でした。全国各地で進む少子高齢化と逆に人口が増えている宜野湾市の可能性を活かして、街づくりや産業振興、人材育成などの諸施策を実施して宜野湾市を発展させます。

 2011年3月の東日本大震災と福島原発事故による甚大な災害被害により、全国で、安心・安全な地域社会の構築と地域と家族の絆(きずな)の大切さが認識されるようになりました。私は、安心・安全な地域社会の構築と地域や家族の絆(きずな)を大切にする市政を実現します。

 そのために、子育て支援の一環として児童の医療費無料化を一層進展させ、保育に欠ける待機児童を解消する施策を取り組みます。地域で障害者や高齢者、母子・父子家庭を孤立させず、支援する事業を取り組みます。地域のきずなを支える地域公民館の整備や地区公園の整備を行い地域活動の拠点をつくります。
 宜野湾市の未来を担う子ども達の可能性を最大限に引き出すことができるよう教育環境の整備と学習支援の充実・強化を図ります。若者の可能性を拡げるために国際的な視野を広げるための留学制度を作ります。

 安心を実現するために働く場と雇用の創出を取り組みます。企業誘致を推進して地元優先雇用で雇用機会を創出するとともに、就業機会を拡大するために技能習得事業等を取り組みます。地域の特色を活かす商業振興施策を取り組み、魅力ある商業地区や特色ある商店街の形成を支援していきます。
 大山田いも栽培地区振興のために加工施設整備事業や担い手育成事業を取り組み、宜野湾市の誇る大山田いも栽培を振興します。その他の政策課題については、後日に発表します。

 最後に、今回の宜野湾市長選挙に再挑戦するに当たって、私は、「対話」を市政運営の基本に据えたいと考えています。「対話」は、相手の立場を理解すると
ともに、こちらの思いも伝えて、相互の理解に向かうことができます。
 市民との対話はもちろんのこと、職員との対話、様々な団体との対話、地域との対話をしながら、市政運営を取り組みたいと思います。国や県との対話も重要であり、基地を抱える宜野湾市としては米国政府や米連邦議会との対話も行うことで普天間飛行場問題の解決を図りたいと思います。

 以上、宜野湾市長選挙への出馬に当たっての決意表明といたします。

   2012年1月9日  

宜野湾市長選挙予定候補者  伊 波 洋 一

  


Posted by ihayoichi at 23:46Comments(0)出馬の理由